今回はあんこが肝機能障害になってからの治療期間のお話しを書いていきます。
前回のお話はこちら
【カニンヘンダックス】肝機能障害になった話し その3 | あんこアルバム (ankoalbum.com)
【カニンヘンダックス】肝機能障害になった話し【治療期間】 その4
今回のお話しは「治療期間の様子と経過」についてです
治療期間中の様子
セカンドオピニオンで診察してもらった結果は「肝機能障害」
当時(3月5日)の肝機能の数値は基準値を大幅に超えていました
- GOT 基準値 17~44 結果 91
- GPT 基準値 17~78 結果 654
- ALP 基準値 ~89 結果 955
先生には以下の事を注意するように言われました
- 食べなくなったら直ぐに連れてくること!
- おやつ(間食)は止めてドッグフードを適量だけ与えること
- どれだけ水を飲むか、水の量を計ること(ペットボトルなどを利用して計るといいです)
- オシッコの色と量を注意してみること
- ウンチの回数を記録しておくこと
その日の夕方からあんこの投薬治療が始まりました。
先生の教えを守り、カレンダーやアプリを使って毎日記録することにしました。
アプリは「ペットノート」という無料アプリを使用しています。
家族でデータを共有できて、どちらのスマホでも入力などが可能で便利です♪
おしっこの回数とウンチの回数、あんこの様子はカレンダーに「正」の字を書いて記録して
食事時間と与えた量、散歩の距離、体重、お薬の与えた時間はアプリで管理しました。
あんこが飲んでいた薬は2種類で、20日間飲んだ後にもう一度数値を計りますと言われました。
- ウルソ ※朝夜1錠
- リバフィット ※夜1錠
お薬の副反応などは特になく、リバフィットの方はクセもないようで薬だけでもパクっと食べてくれましたが
ウルソ(白い錠剤)は苦みがあるので嫌がる子も多いですと診察時に受付の子に言われていた通り、最初は吐き出してしまいました。
でも、次第にカリカリご飯に入れていると一緒に食べてくれるようになり、苦労せず飲んでくれて助かりました。
さて、薬の効果はいつ頃出てくるかなぁと毎日注意していましたが
おしっこの回数・量・色も相変わらずで回数も量も多く、色も透明に近い日が14日間続きました。
15日目にやっとおしっこの色が黄色っぽくなってきたのです。
そして、投薬から18日目の3月22日にやっとおしっこの量が普段通りに戻りました。
ウンチの回数も同様に、16日目から普段通り(2~3回/日)に戻りました。
あんこの様子はというと、3月8日までは寝てばかりとか、少し元気がないような感じでしたが
翌日からは見るからに元気になっていって嬉しかったのを覚えています。
さあ、いよいよ20日間の投薬を終えた後の受診の日(3月24日)
先生「おしっこと水の量はどう?」
(手作りのカレンダーを見せながら)
先生「わー、カレンダーで管理してたんだ!すごいね~。ウンチの回数も減ってきたね、ヨシヨシ」
先生「食事はドッグフードだけにしてたかな?」
先生「うんうん。じゃあ、数値がどうなってるか血液検査してみましょう」
パパ、ママ『(ドキドキ・・・)』
20日後の血液検査の結果
薬を20日間飲んで、食事はドッグフードのみに切り替えた結果は・・・
- GOT 基準値 17~44 1回目 91 ⇒ 20日後 52
- GPT 基準値 17~78 1回目 654 ⇒ 20日後 415
- ALP 基準値 ~89 1回目 955 ⇒ 20日後 829
先生「うん、数値は下がってきているから同じお薬を同じ量で続けてみましょう。」
先生「おしっこと水の量、ウンチの回数は気を付けてみていてください。今度は1か月後に来てください。」
パパ、ママ「はい、わかりました」
帰りの車で「思ったより数値下がってなかったね・・・。でも、元気になったしおしっこもウンチも戻ったから大丈夫!」
と、話しながら帰宅したのでした。
それからのあんこはというと、もうすっかり元気で走るスピードも全盛期のくらい速く走るようになり
高い所へもぴょんっと飛び乗ったりと、もう大丈夫そうだなと思える感じでした。
そして1か月後の経過観察がやってきました
さらに30日後の血液検査の結果(投薬治療から50日目)
薬を50日間飲んだ結果は・・・
- GOT 基準値 17~44 1回目 91 ⇒ 20日後 52 ⇒ 50日後 24
- GPT 基準値 17~78 1回目 654 ⇒ 20日後 415 ⇒ 50日後 35
- ALP 基準値 ~89 1回目 955 ⇒ 20日後 829 ⇒ 50日後 70
先生「肝数値は正常値に戻ったね!血球検査も血清脂質も問題なし!」
パパ、ママ「良かったーっ!!(歓喜」
先生「次は薬を止めてみて、次の検査で問題なければ完治と言っていいでしょう。」
パパ、ママ「はい、わかりました!」
肝数値も戻ったので、この日狂犬病のお注射もしてきました。
次回の診察は今週の日曜(5/15)の予定です。
きっと、完治していると願っています!
4話にわたって「犬の肝機能障害」について書いてきました。
まだ3歳のカニンヘンダックスの様子が突然おかしくなった今年3月初旬
元気印のあんこがまさか?!と信じられない気持ちでした。
これを読んでいただいた方に少しでも参考になれば幸いです。
こんな若いわんこが肝機能障害を起こすなんてびっくりしました。的確な治療を受けて、パパ、ママさん、おばあちゃんの頑張りのおかげで、あんこちゃんが回復されて本当によかったです。大変参考になりました。
なつこママさん
コメントありがとうございます。
そうなんです、まだ3歳なのに?!という驚きが強かったです(>_<) 症状で調べるとクッシング症候群、糖尿病あたりが怪しかったんですが 若いうちに罹ってるケースは少なく、いったい何なんだろうと不安でした。 でもセカンドオピニオンの決断してみて納得できたのも良かったです。 (もちろん、以前の病院でも同じ治療をしたかもしれませんが) 今週の検査で問題なければいいなと祈ってました。 参考になったとのことでとても嬉しいです♪
貴重なお話ありがとうございます。
どんな病でも、我が子に降りかかる病は不安と恐怖でしかないですよね。
ネットで沢山情報調べたり、Dr.と治療方針決めたりパニックになりながらも、回復に向かうと嬉しいですよね我が家も今血液検査待ち。あんこちゃんのように回復してること祈りたい❤️
ぴこママさん
あんこの回復のお祈りありがとうございます!
ネットで調べるとクッシング症候群、糖尿病とか重い病気が出てきてかなり凹みました・・・
調べすぎも良くないなと思いました笑
ぴこママさんの愛犬ちゃんも血液検査したんですね(>_<) きっと大丈夫!!のパワーをあんこ家から送りますね♡ ぴこちゃん、ママさんの健康をお祈りいたします。
肝機能の完治をお祈り申し上げます
数値が正常値に戻り一安心、5月15日の診察で完治宣言できると信じています。
姉妹犬の笑苺としては他人事ではないので、とても参考になりました。
笑苺パパさん
コメントありがとうございます。
原因は不明ですが、先天性でないことを祈ってますし、姉妹ちゃん達のそのような話しも聞かないのできっと大丈夫!
これまで健康には何の不安もなく育ってきていたので動揺しましたが、
健康観察は大事だなぁと再認識しました。